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「自作には関係はまだなさそう」ですが、 ノートPC用のOEM向けSunny Cove、Intel 10nmプロセスルールの 通称 Ice Lake は出荷され始めたみたいですね。
10nmの怪しさ
Intelのプロセスルールは他のAMDやTSMCなどといったところと 比べて、数値の見た目より厳しいルールなのは知れています。
ただよくよく記事を追っかけてみると気になることが。
- Intel 10nmの配線は銅からコバルトに変わった。
- Intel自体はIPC改善とは言っている。
- Sunny Coveの実行ポートやキャッシュからは確かにシングルスレッド性能高そう。
懸念として「1」と「3」って実は相殺しかねないのでは。
コバルト配線と10nmへの微細化で上昇した電気抵抗のため、 半導体としての性能はむしろ低下の指摘もあるようです。
つまり「3」は「1」で生じた性能低下を補う策なのではないかと。
そういうバイアスでみると、てんこ盛りのL1とL2とTLBも納得がいきます。
Cascade Lake
次期Intelのサーバー/ワークステーションSKUのCascade Lakeは 結局は14nm++なんですよね。
このSKUが10nmになったときがIntel自作用CPUを10nmにするタイミングのような。
実際は結果次第
という妄想・懸念はおいておいて。
各社からの実際の製品でのベンチマーク値も出てくるでしょう。
それで本当にシングルスレッド性能が向上しているなら、 くすぶっている Windows 7 からの Windows 10 更新に合わせて Sunny Cove というか Ice Lake なノートパソコンはよさそうです。年末ごろに。
Ryzen 2200Uや2300Uと比べて「実際の体感速度」はどうなるのかなぁ。
シングルスレッド性能的にWindows UpdateはIce Lakeがほぼ速そうですが。
HPとかがRyzen 2200Uモデルを安く出してますけど、 若干シングルスレッド性能は目をつむりたくなる数値なんですよね。
オチ
- CPUは14nm世代の在庫セールで安く買う(第8世代)のが自作にはよさそう。
- Ryzen 2700もすごい安い。3.1GHzアンダークロック固定が並列化検証用によさそう。
- DRAMは信じられないほど下落してる。上がると思ったけど間違ったなー。
そう、気がつけばCPU、M/B、メモリ、SSD/NVMeとどれも安いのですよね。
ただsumikko.tokyo的には「もう置き場・電源がありません」。
置き場はメタルラックで簡易ラック化すればいいだけなんですが、 とくに電源はやばいです。限界タコ足。
そこに8コア以上の新規とか激ヤバです。冷房代足すと死亡確定。
本音
自作PCにはWindows載せないので最新にこだわっていないだけです。
むしろ1世代型落ちでちょうどいい。