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たまご、白身と黄身、そしてラテン語へ

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たまご。黄身と白身と殻。

白身はわかりやすいですけど、黄身ってどうでしょう。

そういうわけで「たまご」です。

Rev 2

引用元情報の誤記を訂正しました。

"egg"

"egg" : noun

  1. [C] a small OVAL object with a thin hard shell produced by a female bird and containing a young bird: a similar object produced by a female fish, insect, etc.

—OXFORD ADVANCED LEARNER'S Dictionaryより、一部表記改編して引用

というわけで鳥のたまごは「薄い硬い殻 "a thin hard shell"」があるおなじみのたまご。 魚や虫となると必ずしも、というかあまり殻が硬いという感じないですね。

食べ物のたまごはこっち。

  1. [C, U] a bird's egg, especially one from a chicken, that is eaten as food.
    • a boiled egg
    • fried/poached/scrambled eggs
    • egg yolks/whites

—OXFORD ADVANCED LEARNER'S Dictionaryより、一部表記改編して引用

そして「黄身 "yolks"」です。"yellow" ではないです。

"yolk" : noun [C, U]

the round yellow part in the middle of an egg.

  • Separate the whites from the yolks.

—OXFORD ADVANCED LEARNER'S Dictionaryより、一部表記改編して引用

黄身と白身を分けるのはたまごの殻を利用してやる技が有名ですよね。

興味深いのは冠詞と複数形というとこでしょうか。なんでだろう。"the whites/yolks"

和英での説明は冠詞はつくんですが、単数形だったり。

きみ【黄身】

a yolk; the yolk of an egg

—プログレッシブ和英中辞典より、一部改変して引用

やはり単数形・複数形の感覚はよくわからないことが多いです。

目玉焼き

黄身をお日様に見立てて白身の上にあるってことなんでしょうか。

sunny side up [adj]

《米》<卵が>目玉焼きの。cf. OVER EASY

  • fry eggs sunny side up 「卵を目玉焼きにする」

—ランダムハウス英和中辞典より、一部改変して引用

トリビア的な "fry"

  • 英語での "fry" は日本での「油揚げ」ではないです。
  • フライパンに適量の油を引いて炒めるイメージ。
  • 「油揚げ」までいくなら "deep dry" です。
  • 某ポテトフライも "french fried potato" となります。

おまけ:比較

ちなみに "cf." は、

cf. : abbr.

(in writing) compare

—OXFORD ADVANCED LEARNER'S Dictionaryより、一部表記改編して引用

文中での「比較(対象):〜」という感じですね。

  • "abbr." = "abbreviation" = 「略語」です。
  • なんで "compare" の「略語」で "cf." なのかってのは鋭いです。
    • ラテン語の "confer" = 英語の "compare" です。

以前の "the pros and cons of" 同様、英語には結構ラテン語由来のものが残ってます。

日本ではラテン語を習うことはあまりありませんが、 海外だと大体教養レベルです。

たまには知っている英単語をラテン語変換でググってみるのも面白いです。

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